【2020】迷ったらコレを買え!おすすめランニングシューズ 〜レディース編〜

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みなさんこんにちは
ランニングシューズマイスターのユウヤです(@shoesmeister

今回は

おすすめランニングシューズ 〜レディース編〜

ランニングシューズの選び方の基本は初心者向けや短距離選手向けと大きな差はないです。
なのでそちらを参考にしてもらっても全然大丈夫です。

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しかし、理学療法士として女性の怪我やフィジカルの癖をたくさんみてきた経験から、どうしても弱くなりやすい部分、苦手な動きや機能があります。
少しでもそこに合わせたランニングシューズの選択肢があっても良いと思っています。

迷ったらコレを買え! おすすめランニングシューズ レディース編

ランニングを始めた女性の皆さん!好きなメーカーやデザインだけでランニングシューズを選んでいませんか?
選び方を間違えると、せっかく買ったランニングシューズの性能が発揮できないだけでなく、膝や足を痛める可能性があります。
正しい選び方を知って、自分のランニングや練習に合ったランニングシューズを選びましょう!
理学療法士として、ランニングシューズフィッティングアドバイザーとして、現役陸上競技選手としての3つの視点から、これならおすすめできる!というランニングシューズを紹介したいと思います。

女性がランニングシューズを選ぶ時に気をつけること

女性がランニングシューズを選ぶ上で一番気にしてほしいのは

踵のフィット性

踵とシューズのヒールカウンターがしっかりはまるものを選びましょう!
女性が後足部(距骨下関節)が緩みやすいので接地時にグラつきやすいため、まずは試し履きでしっかり自分の踵にフィットするかどうかを確かめてください。
特に普段ヒールを履く人なんかは、距骨下関節が緩みの状態になりやすい状態で歩行をするため、ランニングシューズを履いたときもぐらつきやすさがあります。

もう一つ、気にしてほしいのは

足の指が動かせること

特に女性に多いのが足の指を動かすのが苦手なこと。(指をグーチョキパーに動かすなど)
これにより足指の筋が上手く機能せず拇指球に荷重が集中してしまったり、足底腱膜に伸張ストレスがかかりやすいです。
そのため、足入れをした時に必ず指を動かせる余裕があることを確認しましょう。
“足の指動かせる余裕があるとフィット感がないのでは?”なんて声が聞こえてきそうですが、これは前述の後足部の安定ができれば、真ん中から後足部まではしっかりシューズのアッパーとヒールカウンターで固定してくれるので、その心配はありません。この固定により足指が自由に動かせるようになるのです。

ランニング女子のための使いやすさ重視のランニングシューズ

FRESHFOAM TEMPO(New Balance)

新しくなったフレッシュフォームXと呼ばれるミッドソールがソフトなクッション性と軽量化を生み出し、軽やかな走りを促してくれます。ベチャッと潰れるような感覚はなくバネのような反発性もあり、スピードも出せます。
TPUヒールカウンターと呼ばれる独自の構造を持ち、やや狭めの作りがしっかり後足部を固定し、アキレス腱近くまで伸びるパーツが後足部の安定性を保ちつつアキレス腱への滑走ストレスを減らしてくれています。
ミッドソールの内側が凸状になっていることでオーバープロネーションを抑えてくれるのも女性には特にありがたい作りです。

リアクト インフィニティラン フライニット(NIKE)

“速く走れる”ためのランニングシューズが数多くある中で“怪我をしない”ためのランニングシューズは少ないです。
リアクトというクッション性と反発性が高いレベルで備わったミッドソールの使いやすさはすでにエピックリアクトやオデッセイリアクトで実証済みですね。
このリアクトが24%増えたことによりクッション性もUP!
安心の厚底に加え、後足部から前足部にかけての高低差であるドロップにより前方への重心移動もしやすく、後方重心になりやすい女性にとっては前に自然と転がるようなスムーズな重心移動を助けてくれます。
幅も広がったことで接地時の内側外側への崩れも抑え、より安定性が増しました。足部が緩みやすい女性にとっては安心ですよね。

ゲルカヤノ26(asics)

安定性抜群のアシックスの傑作ランニングシューズの一つ。
足の距骨下関節は接地から蹴り出しの周期で内側に倒れたり(回内)外側に倒れたりします(回外)。
これが過剰な動きになると靭帯や腱へのストレスが増したり、この動きを押さえるために筋肉が強く働き筋疲労などを引き起こしパフォーマンスが低下してしまいます。
このゲルカヤノ26のメタクラッチヒールカウンターは踵部をしっかりホールドしてくれるので、余計な緊張やストレスやブレがなくスムーズに前方に重心移動ができます。
やや重いかもしれませんが、しっかり後足部がホールドされると、実重量よりも軽く感じるのがポイント!

SL20(adidas)

アディゼロRCに並んでおすすめしたいアディダスのランニングシューズ。
独自のミッドソール“BOOST”は使わず、クッション性と軽量性の高いライトストライクというミッドソール素材を使用し、緩いランニングからスピードトレーニングもこなせる万能シューズです。
BOOSTは反発性が非常に高くハマればめちゃくちゃスピードが出やすい素材ですが、どうしても足底及び下肢後面の筋力が弱いとそのクッショニングが活かせずベチャッと潰れてしまい、足底腱膜への負荷がかかりやすいです。
あえてBOOSTを搭載していないSL20やアディゼロRCの方がその様な心配もいらず、しっかりトレーニングが積めてからJapanやボストンなどに移行しても良いかと思います。

レース及びトレーニング用のランニングシューズはこちら

EVORIDE(asics)

METARIDEやGLIDERIDEの機能を踏襲し、軽量で反発性とクッション性を両立した最新モデル。
屈曲性はやや低いので、走り慣れてきた人向けではあるが、スムーズな重心移動と楽に走れるため、長い距離のランニングにも適しています。
足部だけで蹴りやすい人(ふくらはぎが張りやすい)は足関節の底屈による蹴り出しで進もうとしてしまいやすいので、EVORIDEのソールはその負荷を減らすことができると思います。
アシックスにしてはやや前足部が細めに作られているので、普段からワイドサイズを選ばれている人には向いてないかもしれませんが・・・(そのあたりは必ずショップで試し履きをして確認してみましょう!)

エアズームペガサス36(NIKE)

ナイキの万能シューズと言えばこれ!
女性ランナーではこのシューズを履いて走っている方を多く見かけますね。
屈曲性と安定性、軽量性が高い次元でバランスがとれており、使い勝手は抜群です。
特にまた下肢の筋力が弱い人(特に足指周りが上手く動かせなかったり扁平足でベチャッと潰れやすい人)はソールの屈曲性が低いシューズはブレやすく走り続けていると下肢の外側に負荷がかかりやすく腸脛靭帯炎などになりやすいので、ペガサスのような屈曲性の高いシューズを選択すると良いでしょう。
アキレス腱を痛めやすい人やグラつきやすい人にとってはペガサスの大きな特徴であるヒールカウンターで、スリムでフィット性が高く、アキレス腱部分のトップラインだけ後方に曲がることで後足部の安定性を保ちつつアキレス腱への滑走ストレスを減らしてくれています。

adizero Japan5(adidas)

前述のSL20と違いアディダス独自のミッドソール素材“BOOST”を使用し、より反発感が強くなるため、スピードが出やすいです。
短距離選手のアップシューズにおすすめできる1足で速い動きから長距離のランまでこなせます。
Japan5になってから軽量性も増したことに加え、アッパーが変わったことでよりフィット性が良くなりました。
やや硬さがあるため、もしまだ筋力的にはトレーニング不足かなと思ったらSL20もしくはアディゼロRCを選びましょう。(理由はSL20の紹介文に載せています)
ある程度トレーニングを積んだら是非チャレンジしてほしいシューズですね。

あまり選択肢を増やしすぎると混乱してしまうので、現時点でおすすめできるシューズを列挙しました。
これらは随時変更していこうと思います。このシューズはどうなの?なんて疑問があれば是非ご質問のメールをいただければと思います。

このシューズが良いなと思ったら

是非お近くのショップに試し履きに行って下さい!

足の大きさや長さ、感覚などは十人十色
実際に履いてみないとわからないことがたくさんあります
「これが良いと言われた」「これ良さそうだなぁ」と思って試し履きしないで買って履いてみたら全然思っていたよりも違ったなんてことは結構多いです。
返品すれば問題ないこともありますが、そんな面倒なことするなら、是非一瞬でもショップに行って自分で履いた感覚を確かめてくださいね。
商品リンクは貼りましたが、あくまで金額や詳細などの参考までに
もし自分に合ったシューズがわからないという方はお問い合わせください
あなたの動作、足部、競技に合わせたシューズのフィッティングや選択をお手伝いします

最後までお読みいただきありがとうございます

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ABOUTこの記事をかいた人

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。