みなさんこんにちは
4月に入り、入学、入職、進級など新しい環境にステップアップされる方が多いのではないでしょうか?
新しく部活に入る人や今シーズンをより良い結果にしたい人にとってはアイテムを新調するとてもいい機会ですね
私も高校時代から春先は仲間や後輩を引き連れてB&DやSTEPに行っては店員さんに負けない知識でシューズについて語りながらシューズ選びをしていました(当時の店員さんにとっては相当ウザかったことでしょう・・・)
あの頃から仲間や後輩たちからは
自分にあったシューズを選ぶのが難しい・・・
何が自分に合っているのかわからない・・・
カッコイイだけでいいのか・・・
など、シューズ選びについてたくさん相談を受けていました。
それだけランナーにとってシューズ選びって重要なことなんですよね!
関連記事:ランニングシューズに求める機能って?
ここでは新たにランニングを始めた、陸上競技部に入部した方々のために、理学療法士、ランニングシューズアドバイザー、陸上競技選手という3つの目線からおすすめのランニングシューズをご紹介したいと思います。(紹介するシューズは実際に筆者も試履しています)
筆者の感覚などもありますが、メリットとデメリットを両方載せてあるので、自分にあったシューズを選んでくださいね
(随時良いものがあれば更新していきます)
ランナーのフィジカルコンディションによってランニングシューズの選択肢は変わってくるので、こちらもご覧ください
目次
クッション性・軽さ・安定性のバランスが良い
ウエーブエンペラー3(MIZUNO)
ミズノのトップレーシングモデルで人気のウエーブエンペラー3
なぜレーシングモデルなのにオススメするかというと、このシューズは接地時の安定性が高い上にミッドソールの屈曲性が高いので、体幹や下肢機能がまだまだ弱い人でも捻りなどの代償が少ない優しいモデルなのです!
このエンペラー3は内側外側アーチの頂点部に向けてサイドのパーツが紐を引くときに引き上げてくれるので、アーチ部分の支えがしっかりしています。
ミズノはアッパーの作り的に甲高の人に特に向いているので、他のメーカーで甲の部分が痛かったり痺れたりしていた人はミズノがおすすめです。
・アーチ部分の高さが補正されているので、扁平足気味な人、オーバープロネーションの人には特にとっては特にブレにくい安定性を期待できます。
・アッパーや後足部のアウトソール(X10という通常のラバーよりも耐磨耗性が約80%高いらしい)の耐久性が高いため、校庭だけでなく、ロード、タータンでのキツい練習にも十分耐えられます。(踵潰したり、ボール蹴ったりしなければね)
・ダブルアイレット可能
・カップインソールの取り外し可能
ナイキのド定番が更にリニューアル
ズームライバルフライ(NIKE)
陸上競技場で一番見かけることが多かったナイキのエアズームスピードライバル
この傑作モデルが更に生まれ変わったのがズームライバルフライ
これも10000円を切る金額で販売しているので、手が出しやすいということもありすでに大人気ですね
スピードトレーニングから距離走までこなせる万能なシューズです
スピードライバルよりも後方のミッドソールが高いのでクッショニングも高いです
・シューレースの通す穴が一つ一つ独立したストラップ形式になっているのが特徴(ナイキには多いですよね)でそれにより結んだ瞬間にアッパーが牽引されて足部を包み込むようにフィットします
・アウトソールはフラットであるものの、ミッドソールでの高低差があるため重心移動も楽です
・アウトソールはグリップが効きやすく校庭でも滑りにくいため地面を無理やり引っ掻こうとした緊張が入りにくいです。
・インソール取り出し可能
・アウトソールが足部の関節に合わせた曲がりが出にくいため、スピードが出やすい分関節での衝撃分散はしにくい(ミッドソールでそれをカバーしているような感じ)
・ダブルアイレット不可
耐久性抜群!
STROBE(NEW BALANCE)
アウトソールの耐久性がメーカーでトップのニューバランスが誇るトレーニングモデルです
最近陸上業界でもじわじわ人気が上がってきています
日本人向きな設計なので履きやすさ、使いやすさはピカイチですね
・ミッドソールが柔らかくクッション性が高いので初心者にはとても楽です。
・このクッション性を活かして距離走をすることで踵部への不安を軽減させたり、実際に踵部に痛みのある人はそれを抑えることができると思います。
・アウトソールの耐久性が大手メーカーと比較してもっとも高いというデータがあり、毎日がっつり練習をする部活生にとっては履き潰すにはとてもいいシューズです。
・インソール取り出し可能
→柔らかすぎる場合は少し固めのカップインソールを入れることをおすすめします(それによって沈み込む前に前方への重心移動ができます)
アシックスで迷ったらコレを買え!
LYTERACER TS7(asics)
十何年も進化し続けているアシックスの看板シューズの一つ
アシックスの王道シューズですよね!
部活始めた人が高確率で購入するシューズ
TSというのはトレーニングソールという意味で、RSというレーシングソールというのがあり、アウトソールの形状や硬さなどで分けています
少しずつ形状や素材などは変わってきているが、大きな変化はしていない(それだけ完成度が高く需要があるということ)
アシックスで迷っている人はコレ買って間違いはありませんよ
・アッパーの素材がしっかりしていて壊れにくい(使用頻度の高い部活性には良いですよね)
・アウトソールが様々な方向に曲る作りになっているので、耐久性はあるけどとれもしなやかです(それにより自分の足部の関節が曲がる部分とシューズの曲がる部分が合いやすい)
・比較的にワイドに作られているので、足指が使いやすい
・ダブルアイレット可能
・インソール取り出し可能
・ヒールカウンターが細めにできている(特に腱に近い部分)のでフィット感が増しますが窮屈に感じる場合もある
ふわ・かる・びよーん と自然と前に進める
オデッセイリアクト フライニット2(NIKE)
初めて履いたときはその感覚に感動しました
新たにフライニット構造も取り入れられ軽量性とフィット性が向上したオデッセイリアクト
柔らかく弾む感覚はやみつきになります
・リアクトと呼ばれるミッドソール素材のクッショニングがよくロードでも硬さを感じない
・クッション性の高さによるグラつき防止の為のヒールカウンターの補正がしっかりしている(ぐらつきやすい人でも安心して使える)
・前足部の屈曲性が高いので体幹や下肢の筋力がまだ不十分であっても代償は少ない
・ダブルアイレット可能
・インソール取り出し可能
高い安定性とフィット性でロードでも安心して走れるミズノの名シューズ
ウエーブライダー22(MIZUNO)
編集長が高校生の時から愛用しているモデル
更に良くなっているフィット性とブレの少ない安定性は初めてロードを走る人にとっても安心のサポートになります。
ゆっくりしたジョグから初めたい人にとっても使いやすい一足ですね
・高いホールド感を維持しつつ更に足当たりの良い素材(アッパーとヒールカウンター)
・前足部の屈曲性が高いので体幹や下肢の筋力がまだ不十分であっても代償は少ない
・ダブルアイレット可能
・インソール取り出し可能
・スピードを出すにはやや重い
いかがでしたでしょうか?
もちろんこれだけではないですし、初心者編と言いつつ、サブ3のランナーやインターハイに出るような選手でも履いているシューズです(むしろそれだけ信頼性のあるシューズです)
これから部活やランニングを頑張るみなさんにとって少しでもカッコよく且つ効果的な陸上・ランニングライフになってれれば嬉しいです
部活や練習、シューズ選びでお困りの方は是非ご質問いただければ可能な限りお答えできればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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