加速力 vs 反発力 asics ターサーエッジ2をターサーRPと比較 重さも使用感も結構違う

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みなさんこんにちは
ランニングシューズマイスターのユウヤです(@shoesmeister

多くのアシックスファンが待ち望んだ新しいターサーシリーズの登場です。
しかも2種類も!!

asics TARTHER EDGE2(ターサーエッジ2)

asics TARTHER RP(ターサーRP)

ターサーエッジ2は、昨年ジールから進化した短距離から長距離までカバーできる使い勝手の良いレーシングシューズの2代目。

走るのがめっちゃ楽しくなる! ジールからさらに進化 asics ターサーエッジ「評価・レビュー」

2019.08.11

ターサーRPはより軽量で反発性が強いレーシングシューズのNEWモデル。

基本的にターサーシリーズは使いやすいシューズが多く人気モデル。

今回は最新モデルであるターサーエッジ2とターサーRPの比較。
果たしてどのくらい動きや感覚に差が出るのか。理学療法士、シューフィッター、陸上競技選手の3つの目線からみていきます。

安定性とグリップ性が強いターサーエッジ2

レーシングシューズではあるものの、クッション性、グリップ性、安定性が高く使い勝手が良いのがターサーエッジ2。
アウトソールの中足部外側がフラット構造なので接地した際の捻れを抑制し、グリップ性の高いソールがしっかり地面を掴んでくれるので、最初の蹴り出しがしっかりハマります。

どんな人でも安心して履くことができるレーシングシューズはなかなかないです。

より軽量で高反発なターサーRP

ターサーRPはターサーエッジ2よりもさらに軽量化し、中足部のパートが硬く低屈曲性で反発力も強いです。
ソールのクッション性も最低限にし、まさにスピードを求めた作り。
ソーティマジックRP5のように接地時の反力が非常に強く感じられ、その力を活かして前足部にぐっと蹴り出すとスピードにも乗りやすいです。

もちろんその分足部にくる負荷というものは強く、下肢、体幹の筋力が弱いとその反力も活かすことができず横に捻るようにブレてしまい、走り続けていたら腸脛靭帯炎になることも・・・

ソーティシリーズのように床からダイレクトに反力を貰いたいけど、ターサーのようなフィット性と安定性が欲しいランナーにとってはめちゃくちゃ良いシューズだと思います。

2つを簡単に比較すると・・・

2つを比べてどちらの方が勝っているかという点でみているので、ターサーエッジ2も十分反発性はありますが、ターサーRPと比べるとターサーRPの方が反発性は高いよという感じです。
どちらが優秀とかそういう話ではなく、自分の競技やフィジカルレベルに合わせたものを選ぶことが大事です。

大きな違いはアウトソール

ターサーRPとターサーエッジ2で大きな違いとなってくるのがアウトソールの形状です。

ターサーエッジはシャンクから伸びる高剛性素材で反発性を高めていますが、ターサーRPはさらに先まで伸ばして蹴り出しの最後までのその反発性を活かすような作りになっていますね。
ターサーエッジ2は外側部をフラットすることで接地面を広げて安定性を高めているおり、あまり不安定さを感じませんが、ターサーRPはシャンクの部分に高剛性素材を広く接地しているため、接地時に起きる捻れの戻る力も反発性に変えるようにできているため、その分不安定さを感じやすくはあります。

重量で言えばターサーRPの方が軽い

ターサーエッジ2が約185gに対して、ターサーRPが約175gと約10g軽量。
ソーティマジックRP5が約160gなので、ソーティシリーズと比べたら重いですが、正直175gなら十分軽いですし、フィット性の高さから数値以上の軽さを感じることができます。

軽さに関しては軽ければ良いというよりもランナーの感覚によって好みが変わってくるので、実際に履いてみるのが一番良いでしょう。

どちらも後足部のハマりは快適

アシックスのランニングシューズのほとんどに言えることですが、やはりターサーシリーズは後足部のヒールカウンターのフィット性がめちゃくちゃ良い!

アッパーそのものがだいぶ軽量化されており、厚さはおさえつつもヒールカウンターの硬さやフィット性は高められているのでグラつきにくいです。

結論、ターサーエッジ2とターサーRPはどれが良いのか?

必要な機能などは人によって違うかと思いますが、用途別にどれがおすすめかを考えてみました。

ドリルでの動きづくり、スピードトレーニングにはターサーエッジ2がおすすめ

ターサーエッジ2は中足部で軸圧をしっかりもらうにはとても使いやすいので、ドリルでの動きづくりには最適です。
スピードももちろん出しやすいですが、クッション性や安定性もあるため、筋力がまだ不十分でもあっても怪我はしにくいでしょう。

スピードトレーニングからレーシングにはターサーRPがおすすめ

ターサーRPは軽量性と反発性にフォーカスしたものなので、地面からダイレクトに来た反力を活かして中足部から前足部で蹴り出すようなスピードを求めたシューズです。
トラックでのレースやマラソン、短距離のようなスピードを求められる場面でしっかり役割を果たしてくれます。
その分足への負担は強いので、しっかりトレーニングをして筋力をつけていく必要があります。
安定性も高くはないので、初心者が選ぶシューズではないかもですね。

世界陸連によるシューズのソールの高さ基準改定はターサーにチャンス?

世界陸連のシューズのソールの厚さの基準が以下のようになりました。

・フィールド競技は3段跳び以外は20mm、3段跳びは25mm

・800m未満のトラック種目(800mは除く)は20mm

・800m以上のトラック種目は25mm

・クロスカントリーは25mm

・マラソンや競歩などのロードレースは40mm

・マウンテン、トレイルランニングは規定なし

厚底シューズが800m以上のトラック種目で使用できなくなった現状、ターサーシリーズのようなレーシングシューズは更に需要が増していくでしょう。
特にRPはトラックでのスピードレースにも非常に使いやすいです。

 

このシューズが良いなと思ったら

是非お近くのショップに試し履きに行って下さい!

足の大きさや長さ、感覚などは十人十色
実際に履いてみないとわからないことがたくさんあります
「これが良いと言われた」「これ良さそうだなぁ」と思って試し履きしないで買って履いてみたら全然思っていたよりも違ったなんてことは結構多いです。
返品すれば問題ないこともありますが、そんな面倒なことするなら、是非一瞬でもショップに行って自分で履いた感覚を確かめてくださいね。
商品リンクは貼りましたが、あくまで金額や詳細などの参考までに
もし自分に合ったシューズがわからないという方はお問い合わせください
あなたの動作、足部、競技に合わせたシューズのフィッティングや選択をお手伝いします

最後までお読みいただきありがとうございます

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ABOUTこの記事をかいた人

石田 佑也

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。