次元の違う反発性 やっぱり凄かった! ミズノ ウエーブデュエルネオ【レビュー】

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みなさんこんにちは
ランニングシューズマイスターのユウヤです(@shoesmeister

2020年の7月に発売されたばかりのMIZUNOの最新フラッグシップモデルなのですが、こいつヤバいです。完全にハマりました。

MIZUNO ウエーブデュエルネオ

反発性の高いシューズはこれまでもたくさんありましたが、このウエーブデュエルネオは次元が違います!
もちろんまったく欠点のないシューズとは思いませんが、いろんな側面を考えると、ミズノのランニングシューズで短距離から長距離までを高いレベルで使えるモデルなんじゃないでしょうか。

はじめて見たのは昨年2019年10月の出雲駅伝、多くの選手がNIKEのヴェイパーフライN%を履いている中、真っ白でハイカットの謎のランニングシューズとして注目が集まり、2020年1月の箱根駅伝ではこのプロトタイプを履いた創価大学の嶋津選手が10区の区間新記録を達成。
いよいよミズノの反撃が始まりましたね!

このシューズの機能を理学療法士としての運動学的視点とランニングシューズアドバイザーとしての靴の構造的視点、陸上競技選手としての競技視点の3つの視点から解説していきたいと思います。
(実際に履いて走ってみた上でのレビューですが、あくまで個人の意見ですので、参考にして履いてみてくださいね)

「MIZUNO ENERZY」の反発性がえげつない!

今回の大きな売りの一つである新技術「MIZUNO ENERZY」

接地したときに “おぉ!” と思わず声が出るようなこれまでにない不思議な高反発感。
押すとめっちゃ柔らかいのに接地したときにベチャッと潰れるような感覚はない。(これ走る上でめちゃくちゃ重要なところ!)
中足部から接地してもしっかり反発感が得られ、ポンポン前に進む感覚はとても気持ちが良いです。
厚底ではないけどクッション性もあって驚くほどの反発性。これは反則レベルです。

カーボンプレートを入れることで反発性を上げて推進力に変えているシューズはこれまでもあったが、反発性を高めるのはカーボンプレートだけではありません。
ミズノのランニングシューズではお馴染みのウエーブプレートは入っていますが、カーボン搭載シューズよりもソールが硬過ぎないというのも使いやすさの一つですね。

このMIZUNO ENERZYがこれからのスタンダードになるなら、ミズノのランニングシューズはカーボンなしでもスピードの出るシューズとしてよりニーズが増えるでしょう。

まるで靴下のようなフィット感

アッパーは前足部、中足部、後足部にやや縫い方を変えたニット素材。
ニットアッパーのランニングシューズはこれまでも存在し、私もいくつか履いていましたが、

全然違います!!!

やや履きにくさはありますが、履いた時はこれまでのランニングシューズとは比べ物にならないほどの高いフィット性でした。
ほんとに靴下を履いているような感覚です。

縫い目が違うのは、伸縮性を変えることでフィット性と安定性を調整するためですが、絶妙です。
私は左足がやや外反母趾なのですが、圧迫が全然ありませんでした。
これは足が広めの方でも履きやすいでしょう。

そして大きな特徴であるハイカット
ヒールカウンターの素材はないので、どうしても後足部の硬めの安定性は得られませんが、ハイカットのアッパーが距骨下関節やアキレス腱までカバーしてくれるので、グラつくような感覚はないです。
もしもう少し硬めが良いなという方はローカットモデルを選べば従来のヒールカウンターパーツがあるので安心でしょう。

後足部から中足部にかけての部位もフィット性と支えがあるため、足趾は非常に自由に動かせます。
これによって足趾の機能も促通され、足本来の力をしっかり活かすことができます。

ローカットよりも軽い?! ウエーブデュエルネオの重さ

このウエーブデュエルネオはハイカットとローカットの2種類がありますが、実はハイカットモデルの方が軽いんです!
重量としては

WAVE DUEL NEO(ハイカットモデル):約185g

WAVE DUEL NEO low(ローカットモデル):約195g

なんとハイカットの方が10gも軽いんです!
この違いはローカットモデルにはヒールカウンターの補強パーツが入っているため、10gほど重くなっています。
ハイカットだと見た目的に重く見えますが、パーツがない分軽いのです。

しかもニットアッパーの圧倒的なフィット性がより重さを感じさせないため、実際の重量よりも更に軽く感じます。

短距離選手にも使える反発性の強い走行感

位置付けとしてはサブスリーを目指すマラソンシューズではありますが、はたして短距離選手でも使えるか。
結論から言います。

めちゃくちゃ使えます!!

スパイクのテクノロジーを活かしているだけあって短距離選手の中足部から前足部にかけての蹴り出しもしっかりできます。
特に前足部の反発感が凄まじいので本当にスパイクを履いているような推進力を感じます。
これで流しをしても結構なスピードが出せちゃいます。
正直これまで使っていた短距離向けのランニングシューズ以上の存在になるかもしれません。

使いこなすには筋力は結構必要

めちゃくちゃ良いランニングシューズではありますが、さすがにこの反発性を最大限活かすにはある程度筋力が必要になってきます。

特にこのウエーブデュエルネオはやや内側に倒れやすい傾向がある上、シャンクがないので捻れなども自分のフィジカルでコントロールしなければなりません。
ハムストリングスや腓骨筋などの筋力は重要になりますね。

なので、初心者ランナーにおすすめできるかと言ったらちょっと難しいかもしれません。
ですがカーボンプレートを使用しているわけではないので、そこまで扱いの難しいシューズではないので、しっかりトレーニングを積めば十分履きこなせるでしょう。

フォアフット〜ミッドフットでの接地で真価を発揮する?

このウエーブデュエルネオ、スピードレースに向いているだけあって接地には気をつける必要があるかもしれません。
シューズの構造と接地した感覚でいうと、後足部での接地はオーバープロネーションしやすく、急激な内側への接地になりやすいです。
しかし、中足部〜前足部にかけてはグラつきがなく、しっかり蹴ることが可能です。

メーカーが推奨しているわけではないですが、個人的な意見としては、中足部〜前足部での接地が最もグラつきにくく正確に反発を得ることができると考えます。
短距離選手に関しては当たり前なので逆に使いやすいかもしれませんね。

ウエーブデュエルネオはこんな人にオススメ

・フィット性を重視したシューズが良い人

・反発性を求める短距離選手・跳躍選手

・反発性が高いけど硬すぎないものが良い人

・フォアフット〜ミッドフットがメインのランナー

陸上競技を始めて18年、ずっとミズノにお世話になってきていますが、今まで一番走るのが楽しいランニングシューズです。
これまでにはなかった

そんなウエーブデュエルネオは7月中旬に発売予定。

このシューズが良いなと思ったら

是非お近くのショップに試し履きに行って下さい!

足の大きさや長さ、感覚などは十人十色
実際に履いてみないとわからないことがたくさんあります
「これが良いと言われた」「これ良さそうだなぁ」と思って試し履きしないで買って履いてみたら全然思っていたよりも違ったなんてことは結構多いです。
返品すれば問題ないこともありますが、そんな面倒なことするなら、是非一瞬でもショップに行って自分で履いた感覚を確かめてくださいね。
商品リンクは貼ってますが、あくまで金額や詳細などの参考までに
もし自分に合ったシューズがわからないという方はお問い合わせください
あなたの動作、足部、競技に合わせたシューズのフィッティングや選択をお手伝いします

最後までお読みいただきありがとうございます

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ABOUTこの記事をかいた人

石田 佑也

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。