ランニングシューズの選び方 硬さ(屈曲性)と安定性(反発性)で分けてみた

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みなさんこんにちは
スポコネ編集長、ランニングシューズマイスターの石田佑也です

今回はランニングシューズを選ぶときに考慮する大きなポイントである硬さ(屈曲性)と安定性(反発性)でシューズを分けてみました!
硬いと柔らかいで何が違うのか、安定性が高いのと低いのでは何が違うのか、どんな人に向いているのかを理学療法士としての知識とランニングシューズフィッティングアドバイザーとしての知識を合わせてお伝えしたいと思います。

ランニングシューズをどうやって選んで良いかわからない・・・

という方にとっては参考になる内容になると思います

第一生命による「大人になったらなりたいもの」アンケートで、男子のなりたいものとして「陸上選手」が7位に入ったという陸上競技ファンや選手にとっては、大変嬉しい結果が出ましたよね
これがきっかけで陸上競技や初めた子どもたちができるだけ怪我をしない環境をつくるには、シューズ選びも重要です!

あくまで私の私見なので、絶対これが正解なんてものはありません
ランナーによって感じ方は様々ですが、シューズ選びの指標程度にはなってくれるかなと信じています

ランニングシューズの硬さって何??

これはソールが屈曲しやすいか屈曲しにくいかです
ソールが硬いシューズはこの屈曲が少ないです。
屈曲が少ない場合は、Mid supportからTake off(蹴り出し)の際に地面反力をエネルギーに変換しやすくスピードが出やすいです。
レーシングタイプや短距離選手が履くようなモデルは屈曲が少ないシューズが多いです。

しかしこの屈曲性が低く硬いシューズはスピードが確かに出やすいですが、同時に必要になるのが横アーチと骨盤帯機能です。
横アーチが低下している人、ハムストリングスが利いていない人が硬いシューズで走ると、蹴り出しが上手くできず回旋やknee-inのような代償が出やすいです。
(硬いシューズを履いていて腸脛靭帯や膝周囲に違和感が出るような人は、蹴り出すための下肢の機能が不十分である可能性があります)

ソールが柔らかく屈曲性が高いシューズは硬いシューズよりもスピードは出にくいですが、回旋などの代償は出にくいので故障リスクは避けられます。
初心者の人はまずは屈曲性の高いシューズを選ぶことをオススメします

ランニングシューズの安定性って何??

安定性の高さというのは、接地時のグラつきが少ないかです。
これはシューズの反発性と相反する部分があるので、安定性が高いシューズはその分反発性が低く、反発性が高いシューズは安定性が低い傾向にあります
反発性が高ければ推進力は増しますが、それをコントロールできるだけの筋力(下肢の軸)も必要です
極端に決めるのではなくどちらに重きを置くかで判断するべきものですが、足部がぐらつきやすい人は安定性が高いシューズを選ぶことをオススメします。
足部が安定していない人が反発性の高いシューズを履くと接地時のぐらつきを抑えるために余計な筋緊張が入りやすい上、正しい重心移動がしにくいので下肢の軸がつくれず回旋などの代償が出やすいです。

硬さ(屈曲性)と安定性(反発性)でチャートにしてみました!

この図見るだけでシューズ分かる人はシューズオタクだと思います!笑

これら以外にもシューズはたくさんありますが、最近選ばれているシューズを主に選んでチャートにしてみました。
各項目ずつ紹介していきますね

硬くて安定性の低い(高反発)シューズ

このカテゴリーに入るシューズはレーシング用ですね!
スピードが出やすいタイプですが、それに伴うフィジカルが必要です
ズームフライシリーズは厚底だし流行りだから履いてみようなんて軽い気持ちで履くと間違いなく怪我します。
しっかりトレーニングで下肢の機能(大事なのは横アーチとハムストリングス)がしっかり発揮できるようになってから選ぶようにして下さい

◯ナイキ ズームフライフライニット(ズームヴェイパーフライ4%も)

◯アディダス アディゼロ takumi sen boost5

◯ニューバランス HANZO V2 R

◯アシックス ソーティマジックRP4

硬くて安定性の高い(低反発)シューズ

ソールは硬いのでスピードは出やすいですが、安定性が高くブレにくいので、接地時の下腿の余計な筋緊張は少ないです。
足部が不安定でもある程度抑えられるので、スピードを出したい人でも履けるカテゴリーですね

◯アディダス アディゼロ japan boost

◯アシックス ターサージール6

◯アシックス スカイセンサーグライド

◯ニューバランス HANZO V2 C

柔らかくて安定性の低い(高反発)シューズ

ソールが柔らかく屈曲性が高いので、ハムストリングスや体幹の機能が低くても回旋などの代償は起こりにくいです。
硬いシューズを履いていて痛みや違和感がある人はまずこのカテゴリーを選ぶことをオススメします
足首が不安定な人には基本的には向かないモデルです

◯アディダス アディゼロ SUB2

◯アシックス ソーティジャパンセーハ

◯アシックス スカイセンサージャパン

◯ニューバランス HANZO V2 S

◯ナイキ ズームストリーク6

ナイキ ランニングシューズ ズーム ストリーク 6 831413 302

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9,800円(06/20 01:05時点)
Amazonの情報を掲載しています

◯ナイキ エアズームペガサス35(ターボも)

◯ミズノ ウエーブクルーズ13

柔らかくて安定性の高い(低反発)シューズ

最も安全なカテゴリーですね
足首が不安定でも、ハムストリングスや体幹の機能が低くても代償が抑えられます。
怪我からの復帰後や、初心者、スピードはいらないけど練習量が多い冬季練習においてはこのカテゴリーのシューズが活躍してくれることでしょう

◯アディダス アディゼロRC

◯アシックス ターサージャパン

◯アシックス ターサージールTS

◯アシックス ライトレーサーTS7

◯ニューバランス HANZO V2 T

◯ミズノ ウエーブエンペラー3(エンペラージャパンも)

 

あくまでシューズはパフォーマンスを十分に発揮するためのデバイスの1つです
最も大事なのは自分の身体のコンディションですよね!
自分の筋力や柔軟性などのフィジカルコンディションを考えた上で必要なシューズを選び、使い分けることも大事かなと思います。

これらも考慮しておすすめランニングシューズを紹介しています
日々学びながら随時リライトしていきます

 

いつも言っていることですが・・・
これらのシューズが良いなと思ったら

是非お近くのショップに試し履きに行って下さい!

足の大きさや長さ、感覚などは十人十色
実際に履いてみないとわからないことがたくさんあります
「これが良いと言われた」「これ良さそうだなぁ」と思って試し履きしないで買って履いてみたら全然思っていたよりも違ったなんてことは結構多いです。
返品すれば問題ないこともありますが、そんな面倒なことするなら、是非一瞬でもショップに行って自分で履いた感覚を確かめてくださいね。
商品リンクは貼りましたが、あくまで金額や詳細などの参考までに
もし自分に合ったシューズがわからないという方はお問い合わせください
あなたの動作、フィジカル、競技に合わせたシューズのフィッティングをお手伝いします!

最後までお読みいただきありがとうございました
この記事が良かったなと思った方は是非シェアしていただけたらとても嬉しいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

石田 佑也

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。