他業種が連携したサポートチームを! 選手やチームのパフォーマンスアップには複数分野の統合が不可欠

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みなさんこんにちは
スポコネ編集長、ランニングシューズマイスターの石田佑也です

トレーナーや栄養士、コーチなどの選手をサポートする皆さんっ!
選手やチームのパフォーマンスが上がり、記録や勝利に繋がるには何が必要なのでしょうか?

これは恐らくアスリートをサポートしたいと志を持ってトレーナーや栄養士やコーチになった人にとってつきまとう課題なのではないでしょうか?

もちろん各分野のプロフェッショナルがそれぞれの得意な分野で選手やチームに必要だと思われるあらゆるアプローチをしています
しかし、それぞれ一分野で解決しようとするだけでは、他業種とのコミュニケーションが薄く、共通言語がないまま隔たりが生じ、その中心にいる選手(その親御さんも含め)は混乱してしまいます

そこで、専門分野の隔たりを無くし共通言語・共通認識を持ったサポートチームを形成するための一歩として、2月3日にキックオフイベントを開催しました!

チームを成功に導くフォーメーション〜今必要とされるスタッフ間の相互理解〜

「スポーツで人を育み、未来を築く」社会を目指し、「スポーツコーチングをUP-DATEする」ことをミッションに掲げて多くの指導者・保護者に対してセミナーなどの学ぶ機会を創出する活動をされているスポーツコーチング・イニシアチブ様との合同での開催となったこのイベント、スポーツに関わる多くのプロフェッショナルに参加していただきました。

今回は各業種がどんな役割なのか、なにをしているのかという専門領域について、コーチング、フィジカル、栄養、メンタルそれぞれのプロフェッショナルがプレゼン
普段からチームにはいるけど、実際どんな役割を担っているのか、どんな思考でサポートを行っているのかはなかなかわからないものです。
少しでも他の専門領域について理解をえられたのではないでしょうか
そしてプレゼンターからは、現場で足りないと感じていること、他業種に協力してほしいことなど、他業種がたくさん集まるこの環境だからこそ伝えたいということも熱く語っていただきました。

自身の苦い経験からコーチの在り方をお話いただいた石渡圭輔さん

トレーナーの種類やそれぞれの役割、現場での実情などをお話いただいた畠中陽介さん

スポーツ現場での正しい栄養摂取についてその工夫方法についてわかりやすく説明してくれた佐藤彩香さん

メンタルコーチの思考やパフォーマンスや結果の捉え方などの考え方を面白く説明してくれた伴元裕さん

後半はグループワークとして、各業種で困っていること、良いチームを作るには何が必要なのかをディスカッションし、そこで出た疑問などを発表し、プレゼンター4人が「ホ◯マでっかTV」みたいな形式で自由に応答する形でシェアを行いました。
(呼び鈴を鳴らすだけで笑いが起きる とんでもなくコスパのいいアイテムです! ワークショップや座談会などを企画される際は呼び鈴や卓上ベルなどを用意することを強くオススメ致します)

選手やチームのパフォーマンスアップ、勝利に必要な革新は、一分野の進歩ではなく、複数分野の統合によって達成されると考えます。
海外のコンディショニングシステムはこの複数分野の統合がうまくなされているように感じます。
(もちろんライフスタイルや職業、予算的な違いもありますが・・・)

グループワークでもっと多く話題に上がったのが

他業種が直接話し合う場や機会がないこと

個人でもチームでも、現状を把握しサポートチームとして何が優先的に必要なのか、シーズン通してどんなアプローチをしていくべきかなどをストーリー性を持って取り組むべきです
しかし、どうしても各プロフェッショナルの中だけでそのストーリーが完結してしまい、サポートスタッフ間の意思疎通がうまく図れず、それぞれがバラバラに行動することで力を結集できない状況が多いです。

ビジネスパーソンはよく耳にするかもしれませんが、7:2:1の法則というものがあります

7割が行動
いわゆる実際に練習すること
練習しないともちろん上達はしません

2割が環境・指導者
指導者や練習環境も選手の成長には大きく関わります

1割が知識
どうすればより効果的な練習ができるかなどのHOWTOや理論も重要ですね

なんとなくスポーツだとこの法則をこのように解釈できますが、重要なのはこの7割の行動が2割の環境・指導者に依存するということです
その環境や指導者というのは私達サポートチームのことですよね!?
我々が一枚岩にならないと選手のパフォーマンスやコンディショニングは良い方向に導けません

ストイックに勝利や記録にこだわる選手やチームのパフォーマンスアップやコンディショニングの助けとなるには1つの専門領域だけではなく他分野と協力する必要があり、そのためには知識で分業をせずに、技術で分業をするコミュニティー(環境)を構築することが理想です。

自己の専門領域を知り、他の専門領域を知れば

自分と他の専門領域で達成できること、できないこと

いつ他分野に頼るべきか、頼るべきではないか

を理解して、実践することが可能です。

編集長の石田は理学療法士なので医療機関に所属しているので、カンファレンスというものが定期的に行われています。
これはドクターを中心に看護師、理学療法士、栄養士などの各業種が集まって1人の患者様の状態をシェアし回復の方向に導くためにどうするべきかを話し合う重要な機会です。
各業種はそれぞれできることできないことを理解しているので、常に最新の情報をシェアし合っています。
医療機関では当たり前のようにあるこのシステムがスポーツチームにもできれば、コンディショニング大国を目指す日本のスポーツパフォーマンスは更に上がってくるのではないでしょうか?

スポーツコーチング・イニシアチブ様とSports Connectersの合同でProject Based Learningという形で、1年通してスポーツチームに関わる様々なプロフェッショナルが相互理解を図り、力を結集して目標(記録向上、勝利)に向かう態勢を整えるためのプログラムを展開していきます

今回のキックオフイベントなので、Project Based Learningが本格的に始まるのが3月になります
フィジカルと栄養が、栄養とコーチングが、コーチングとメンタルが、メンタルとフィジカルが、コミュニケーションをとりながら選手やチームのパフォーマンスアップに携わることのできる環境づくりのため、スポーツサポートに関わる方々は専門領域に関わらず奮ってご参加くださいませ。

詳細は決まり次第追記します

※スポコネの勉強会は次回は4月14日(日)に開催予定です
こちらも是非ご参加くださいませ

最後までお読みいただきありがとうございました
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ABOUTこの記事をかいた人

石田 佑也

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。