5月12日に駒沢オリンピック公園にて第1回ランニングイベントを開催しました!
天気は走るには最高の天気
前後が雨だったためこの集団の運の強さを感じます
緩いOFF会に近いものですが、テーマとしては
スポーツ・健康分野における専門家と一般の方がランニングを通して交流できる場
ということで、我々理学療法士やアスレティックトレーナー、管理栄養士の他にサブスリーランナーやブラインドランナー、約8年ぶりのランニングの方、ランニング初心者の方など様々な方にご参加いただきました
(ご参加本当にありがとうございます)
ランニングの前に私石田がランニングシューズの正しい履き方、靴紐の結び方のレクチャーを担当
靴紐の結び方はなかなか知られていないことは多いし、正直面倒な部分でもあるので1人だとあんまり気にしない履き方や結び方
だからこそ、紐の入れ方の工夫やちょっとの引き方でシューズの機能が大きく変わることをお伝えさせていただきました
特に今回はダブルアイレットという結び方と更にそれをどのように引きながら結ぶことが効果的なのかを中心に話しましたが、これだけでも熱く語りだしてしまうのでまたセミナーやります!笑
ダブルアイレットという結び方をご存じの方はいらっしゃると思いますが、どうしても足関節に近い部分なので詰まりを感じる人が出てきますが、それは恐らく最後の紐の引き方で変えられます。
もちろん万人に良いものなんて存在しないので、更にシューズや個人に合わせて入れ方や引き方を変えていくことで、フィットしてしっかり力の入る状態になります
意外とショップでは教えてくれないシューズの紐の結び方
Google先生に聞けばそこそこ載ってはいますが、どの結び方が自分に合っているのかわからないですよね
ただやり方を伝えるのではなく、なぜ?なんで?を機能解剖学やシューズの特性を交えながらわかりやすく伝えることを大事にしています。
少しでも実感してくれたら幸いです!
ウォーミングアップはアスレティックトレーナーの畠中陽介くんが指導
理学療法士の資格ももつ彼が身体の使い方をわかりやすく教えてくれるので簡単な運動でも変化が出てみんな驚き。
ランニングだとどうしても下半身の柔軟性に目が行きがちですが、上半身特に胸郭という部分(肋骨まわりですね)の動きが腕振りや身体の回旋に大きく影響します。
極端ですが42.195kmのマラソンでは走りきるまでに約4000回腕を振ります。
しっかり腕を振り続ける(しかも余計な力が入らず省エネで)ためには上半身(肩甲骨、胸郭)の運動は欠かせないですね!
準備ができたところでランニング開始!
今回はガチではないので駒沢オリンピック公園のランニングコースを3週(約6km?)
皆さん視覚障害者ランナーの伴走の仕方ご存知ですか?
「きずな」と呼ばれる伴走ロープを使いますが、大事なのは相手にしっかり合わせることです
どんなことが恐いのか、不自由なのかを考えながら声掛けすることが伴走者には求められますが、まずは安心できること
・腕振りのタイミングが合ってない
・距離が離れる
・ストライドやピッチが違いすぎる
など、握っている「きずな」のテンションが変わることで状況を察知するので、伴走者がしょっちゅう「きずな」のテンションを変えていたらランナーも不安ですよね
そして「20m先少し右にカーブします」「この先少し登り坂です」などの声掛けもはっきり伝えることでランナーも先の状況を想定しながら走ることができます。
普通の人でも急に曲がったり坂が出てきたら身体は反応できないし脚がもつれますよね。
先がどのようになっているのかをしっかり判断してランナーに分かりやすく伝えるのは簡単なことではないですね
こちらが勉強させられました。
キロ6〜7分ペースの緩いランでしたが、気持ちよく走れました
とか言いつつ短距離がメインの私は後半少しキツかったです・・・笑
(次はしっかり練習して臨みます!)
そしてダウンを済ませたらお待ちかねのお弁当タイム!(大体の人がこれ目当てです!笑)
管理栄養士の佐藤彩香さんと河内瑠璃さんがこの日のために考案したメニューです
ただ走るだけでももちろん楽しいですが、なにかそこにスパイスを加えたいなと思い、シューズのレクチャーやウォーミングアップ、ランニング、栄養士の食がコラボ
やってみたらたくさんの質問が出たりこちらが学ばせていただいたりなど緩い会と言いつつとても有意義な時間となりました
基本的にはスポーツを通して楽しく交流ができればそれだけで大成功なのですが、この時間でたくさんのことを吸収できたことは嬉しい誤算でした。
こんな感じでランナーや一般の方とスポーツ・健康分野のプロとの距離が近く、運動を通して正しい知識を知ってもらう機会が増えていけば、今後の日本の健康リテラシーも上がっていくのではないかと思います。
このイベントは不定期ですがまた企画していこうと思いますので、今回ご参加できなかった方も是非次回はご参加ください
美味しいお弁当が待っているはずです!
最後までお読みいただきありがとうございました
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