走るのがめっちゃ楽しくなる! 部活生のために作られた傑作品 adidas アディゼロRC 「評価・レビュー」

スポンサーリンク

みなさんこんにちは
ランニングシューズマイスターの石田佑也です

夏も近づき、より練習の質も上がってきている頃ではないでしょうか
特に学生は夏休みもあるので、合宿や大会など部活に精を出す最高の季節ですね

今回はそんな部活生のために作られたと言われているシューズを紹介したいと思います

adidas adizeroRC(アディダス アディゼロRC)

スポーツショップ店員もイチオシのレーシングシューズです。

何がいいかって

軽量性

耐久性

クッション性

通気性

反発性

どれも高いバランスで整っています
こんな良いシューズを見逃すわけにはいきません!

このシューズの機能を理学療法士としての運動学的視点とランニングシューズアドバイザーとしての靴の構造的視点、陸上競技選手としての競技視点の3つの視点から解説していきたいと思います。
(実際に履いて走ってみた上でのレビューですが、あくまで個人の意見ですので、参考にして履いてみてくださいね)

短距離でも使える硬さと反発性のミッドソール

アディダスといえばBOOST(クッション性と反発性の強い独自のミッドソール素材)が有名ですよね。
しかしこのBOOSTがあるとどうしても潰れるような感じになり、短距離選手の使用は難しいように感じていましたが、このRCにはBOOSTが搭載されていません。
程よく硬いミッドソールのためしっかり蹴り出すことができ、スピードも出せます。
短距離選手用として薦められる数少ないシューズの一つです!

シューズは主に反発性(安定性)、屈曲性(ソールの硬さ)で分けることができますが、このアディゼロRCはもっとも安心の部類にあり、初心者や怪我明けの人にも使いやすいです
アシックスのライトレーサーシリーズやミズノのウエーブエンペラーシリーズと同じような感じですね

ランニングシューズの選び方 硬さ(屈曲性)と安定性(反発性)で分けてみた

2019.04.02

部活でガンガン使える 耐久性、通気性の高いアッパー

アッパーはメッシュ素材を採用し通気性が高いので、長く履いていてもムレにくいです。
メッシュアッパー素材ではあるものの、素材そのものが適度な硬さで補強材が少なくても破れる心配が少ないです
毎日部活で使う場合も破損や蒸れ等の心配なく使い込むことができますね

アディダスのシューズの中ではややアッパー及び後足部がややタイトな作りになっており、足にしっかりとフィットします。
ゆったりと履きたい人には向かないかもしれませんが、タイトな作りのシューズは短距離や中距離選手には好まれる作りです。

グリップ性と耐久性の高いアウトソール

ロードでもトラックでも滑りにくいアウトソールのため、しっかり地面を捉えてくれます。
まだ雨の日のトラックでは使ったことがないので、雨で滑りやすいタータンで滑らないかどうかは今度試してみようと思います。(使ってみたらまた更新します)
アディダスのAdiwearアウトソールは高い耐摩耗性で耐久性に優れているそうです。
アディダスのアウトソールが最も耐久性が低いなんて言われている時期もあったみたいですが、どこもメーカーも遜色ないと思います。(確かにMIZUNOとNewBalanceはめちゃくちゃ耐久性良いの事実)

200gを切る軽量性!

シューズの重さに直結するのが補強材の多さ
アディゼロRCはこの補強材が少なくシームレスなアッパーであり、メッシュ素材を使用していることから非常に軽量。
重量200gを切るシューズでこの使いやすさはなかなかないですね!

プロネーションしやすい人はインソールも!

非常に使いやすいシューズではありますが、よくあるオーバープロネーション(過回内と呼ばれる接地時の過剰な内側への崩れ)への支えが弱いです。
後足部のヒールカウンターのハマりは良いですが、内側の支えはそんなに強くないので、タイト目なアッパーによって崩れなければ問題ないですが、止まらないようであれば、インソールなども一緒に入れてあげると良いと思います。

アディダスの3本のラインの意味

ちょっと余談 笑
アディダスのシューズはアッパーに3本のラインが入っているのはご存知のとおりですよね

このラインの由来って知ってますか?

遡ること1949年…
アディダスの創設者アディ・ダスラーによって、3本線のロゴが商標登録されました。
しかし当時の革製のスポーツシューズは履くうちに中足部が伸びてしまい、それを3本のバンドで補強したのが始まりだそうです。
シューズのために施されたものが今もしっかりロゴとして残されている。
良いシューズを作ろうという当時の職人さんの想いが詰まったラインです。

こんな人にオススメ

・短距離を始めたばかりの人
・レースとトレーニングで両方使いたい人
・部活でガンガン使い込みたい人
・ドリルやバウンディングなどを中心に使っていきたい人
・走り込みに使いたい人
・軽量性・耐久性・フィット性のバランスを求める人

部活生はもちろん、初心者ランナーの人、ラントレが多い人など多くの人のニーズに応えられるシューズですね。
スポーツショップでもお手頃な価格で販売していることが多く、手を出しやすいのも魅力です。
是非是非チェックしてみて下さい!

このシューズが良いなと思ったら

是非お近くのショップに試し履きに行って下さい!

足の大きさや長さ、感覚などは十人十色
実際に履いてみないとわからないことがたくさんあります
「これが良いと言われた」「これ良さそうだなぁ」と思って試し履きしないで買って履いてみたら全然思っていたよりも違ったなんてことは結構多いです。
返品すれば問題ないこともありますが、そんな面倒なことするなら、是非一瞬でもショップに行って自分で履いた感覚を確かめてくださいね。
商品リンクは貼りましたが、あくまで金額や詳細などの参考までに
もし自分に合ったシューズがわからないという方はお問い合わせください
あなたの動作、足部、競技に合わせたシューズのフィッティングをお手伝いします

最後までお読みいただきありがとうございます
この記事が良かったなと思った方は是非シェアしていただけたら嬉しいです

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。