走るのがめっちゃ楽しくなる! ジールからさらに進化 asics ターサーエッジ「評価・レビュー」

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みなさんこんにちは
ランニングシューズマイスターの石田佑也です

今回紹介するランニングシューズは

asics TARTHER EDGE(アシックス ターサーエッジ)

アシックスの傑作品の一つで大人気だったターサージール6の後継という位置づけで新たに登場したレーシングモデルです
先日ミズノもレーシングモデルとして同じような位置づけにあるウエーブエンペラーシリーズからウエーブデュエルへと進化を遂げ、今年は新しいシリーズが続々登場していますね。

このシューズのポイントは

高い反発性とグリップ性

後足部のフィット性と安定性の高さ

使いやすさを維持しつつも更に速さを求め大幅に進化したモデル

このシューズの機能を理学療法士としての運動学的視点とランニングシューズアドバイザーとしての靴の構造的視点、陸上競技選手としての競技視点の3つの視点から解説していきたいと思います。
(実際に履いて走ってみた上でのレビューですが、あくまで個人の意見ですので、参考にして履いてみてくださいね)

ターサージール6との違い

やはり気になるのが廃盤になるターサージールからどのような変化があるのか
変化した主な点が以下の4点になるのではないでしょうか?
(このあたりは使っていってまた変わるので都度追記しますね)

・内側のアッパーの支持性UP?

一つ目は内側のアッパーにも補強材が追加されたこと
シューズの特徴であるラインは飾りではなくブレを抑える補強材の一つです。これにより内側のヘタりが抑えられるので、使い続けていくうちにアッパーが内側に潰れていくという心配はなくなります(やや通気性は落ちてしまいますが、そこまでです)

・クッション性と反発性を両立したミッドソールへ

ターサージール6は軽量性を重視した「Flyte Form」と呼ばれる素材が採用されていましたが、ターサーエッジではより反発性とクッション性を重視した「Flyte Form Propel」を採用
20g増量したのはこれの影響でしょうか?
しかしシューズ自体の圧倒的な軽さよりもフォット性の高さによる足の運びやすさから感覚的に得られる軽さのほうが重要です。そこまで大きな重さの変化は感じられません。

・シャンクの形状変化

3つ目はシャンクの形状の変化
ターサージール6はN時のような形をしており足部の捻れを抑えてくれています。
ゲルカヤノやウエーブライダーのようなセーフティタイプと呼ばれる安定性の高いシューズはこのシャンクがより厚く広くできています。
ターサーエッジではこのシャンクがV字にそのまま前足部に2本伸びていくようについており、捻れの動きに自由度があります。過剰な捻れの防止に加え、前足部の反発性の向上にも一役買っているのではないでしょうか。
ジール6と比べるとやや前足部のミッドソールの硬さが増しているのはこれの影響もあると思います。

・アウトソールの形状変化

2つ目の大きな違いはアウトソールの形状です
外側(第5趾のあたりですね)の部分が少し長くなり、よりグリップ性を強めました。
更に、溝が減ったことで屈曲性が少し変わりました。
溝は屈曲性を上げるので足にかかる負担を減らして重心移動をスムーズにしてくれますが、スピードが出しにくいです。この溝がターサーエッジでは減ったことで、やや屈曲性が低下しスピードはより出しやすくはなりましたが、足への負担は少し増すようになります。(もちろんこれはトレーニングで補えます)

屈曲性は低いですが、安定性はあるので、このシューズは下記のような分類に入るかなと!

この屈曲性と安定性についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい

ランニングシューズの選び方 硬さ(屈曲性)と安定性(反発性)で分けてみた

2019.04.02

シューレースは前のほうが良かった・・・

ターサージールを履いたときに感動したシューレースの幅と引いたときフィット性の良さ
幅の広いシューレースや丸くて太いシューレースが全然合わなかったので、細めのシューレースの使いやすさがたまらないです。(これは人によって感覚や好みも違ってきます)
ターサーエッジではターサージャパンなどと同じような通常の幅のシューレースに戻りました。
もしかしたらこれのほうが求めている人が多いのでしょうか
個人的にはちょっと残念です・・・

ジールから変わらぬ圧倒的な足入れの良さ

アシックスの最大の売りの一つである「ヒールカウンターの足入れの良さ」
ターサージール6も踵部のハマりがよくそれだけでシューズの重さを感じにくくなりますが、ターサーエッジもそこは変わらずの安心のヒールカウンター。
この足入れの良さだけでこのシューズを選んでも良いくらいのフィット性。
なぜそれだけ踵部が大事かと言うと、足部の安定は後足部の安定から始まるからです。
その後足部とシューズのフィッティングが良いことでより安定した接地ができます。

ほんの少しピーキーな仕様になった??

ターサージール6と比べると、フレクションを減らしてシャンクを前足部に伸ばし屈曲性を落としたことで、反発性が向上しよりスピードが出しやすくなりましたが、外側縦アーチが落ちている人には捻れのコントロールが難しかったり、下肢後面から体幹のトレーニングが不十分な人は内側か外側にブレてしまいます。
ほんの少しピーキーな仕様にはなったのかもしれませんが、スピードトレーニングをしたい人、短距離選手には非常に使いやすいモデルであることは間違いないです。

こんな人にオススメ

・安定性があるレーシングモデルを探している人
・短距離のアップシューズを探している人
・シューレースの締まりを重視している人
・硬さもありつつクッション性も欲しい人

ターサージールを愛用していた人には少し使用感が変わってしまいますが、それでも非常に使いやすいモデルです
スピードトレーニングをしたい人にとっては最高の1足になるのではないでしょうか?

このシューズが良いなと思ったら

是非お近くのショップに試し履きに行って下さい!

足の大きさや長さ、感覚などは十人十色
実際に履いてみないとわからないことがたくさんあります
「これが良いと言われた」「これ良さそうだなぁ」と思って試し履きしないで買って履いてみたら全然思っていたよりも違ったなんてことは結構多いです。
返品すれば問題ないこともありますが、そんな面倒なことするなら、是非一瞬でもショップに行って自分で履いた感覚を確かめてくださいね。
商品リンクは貼りましたが、あくまで金額や詳細などの参考までに
もし自分に合ったシューズがわからないという方はお問い合わせください
あなたの動作、足部、競技に合わせたシューズのフィッティングや選択をお手伝いします

最後までお読みいただきありがとうございます
この記事が良かったなと思った方は是非シェアしていただけたら嬉しいです

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ABOUTこの記事をかいた人

石田 佑也

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。