ランニングシューズに求める機能って?

皆さんランニングシューズを買うとき、なにを気にして買っていますか?

クッション性?
軽さ?
値段?
メーカー?

いろいろあると思いますし、ランニングシューズ選びに絶対的な正解はないですが、なんにも参考知識なしに選ぶよりは間違いなく役に立つので、ここではランニングシューズのどの部位がどんな機能をしているのかを説明したいと思います

 

クッション性、反発性→ミッドソール

ミッドソールは衝撃吸収素材やプレートなどが入る部分であり、その厚さでクッション性や重心移動が変わります。

ミッドソールが厚く衝撃吸収性を高めたのがセイフティタイプなどと呼ばれ、ミッドソールが薄く軽量性を意識したのがレーシングタイプなどと呼ばれ、その中間でレースとトレーニング両方に使えるのがトレーニングタイプなどと呼ばれています(店やメーカーによって呼び名が違いますね)

ミッドソールが厚いタイプは後足部(踵周囲)が高く前足部(つま先方向)に向かうにかけてその高さが低くなるため、前方への重心移動が楽にできます
ミッドソールが薄いタイプは軽量化を図った分その高低差がそんなにないため、前足部への重心移動を自らの力で行う必要があるので、ある程度筋・腱の強さが求められます。(土踏まずが低い人には向かないですね)ミッドフット走法のように足底をフラットに着くような方は使いやすいですね。

なので初心者ランナーの方は「めっちゃ軽いほうが良い!」と思ってミッドソールが平坦なレーシングタイプを買うと怪我をし易いです。
ある程度重さが合っても、重心移動を楽なセイフティタイプやトレーニングタイプのほうが実は走っていても省エネで走れるので楽だと思います。
もちろん踵から前足部への荷重するということは重心の移動距離も最も長いので、その分下肢への負荷はかかりますので、実際に履き比べてみてセイフティタイプかトレーニングタイプかを選択することをおすすめします。
ここ5,6年でセイフティタイプのシューズもめっちゃ軽くなってきています

グリップ力→アウトソール

アウトソールはシューズの接地面にあたる部分です。
最も地面との摩擦を受けるので、使っているとこのアウトソールが擦れミッドソールが露わになってくることがありますが、大体そのタイミングが買い替え時のひとつの目安ですね。

摩擦抵抗性が高い素材が多く、地面をひっかけるようなタイプもあり選ぶときに迷う方も多いと思いますが、大事なのは履いたときに自分の足部が曲がる部分とアウトソールの曲がる部分が一緒かどうかです
これが合ってないと足部の正常な関節運動を妨げます。
実際に履いてみて足部を曲げてみてください(わかりにくいと思うので店員さんに一緒にみてもらうといいですよ)

踵のホールド感→ヒールカウンター

ランニングシューズの踵部分を補強している部分です。
基本的に踵がこれにスポってはまっていないと安定しないです。
これはシューズによって形や硬さが様々なので、実際に踵で合わせて履いてみて圧迫感の強くないもの(緩くても駄目ですよ)

アーチの支え、動きの調整→インソール

所謂中敷きですね!
取り外しが可能なものが多いですし、クッション性を高めるタイプやアーチを支えるタイプなど様々ありますよね。

インソールは履いているシューズをワンランクアップさせるアイテムです。
どうしても起こりやすい土踏まず(内側アーチ)の落ち込みを防ぐことで、パフォーマンスの維持、ケガの抑制に繋がります。
そしてその形状で重心移動を調整し、筋、関節がより機能しやすい動きを作ります。(機能しやすいっていうのは、力が入りやすくスムーズに動くことができます)
世の中には既存で販売しているインソールに加え、その人の足の形や動きを評価してオーダーメイドで作るインソールがありますが、一人一人足の形や動き方は違うので、オーダーメイドで自分にあったインソールを入れることをおすすめします。

関連記事:インソールってどんなものなの??

いろいろな機能がありすぎて、考えすぎるとシューズ選びが迷いそうですが、「あ、こんな機能あるんだ!?」って知ってもらえると、好きなメーカーやカッコイイものという感覚に加えてランニングシューズを選ぶときの参考になれば思います!

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ABOUTこの記事をかいた人

石田 佑也

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。