服部勇馬 大迫傑 設楽悠太も愛用! 好記録にはNIKEがついている!? NIKE ズームヴェイパーフライ4%「評価・レビュー」


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みなさんこんにちは
本日行われた福岡国際マラソン(福岡市・平和台陸上競技場発着)で服部勇馬選手(トヨタ自動車)が2時間7分27秒という日本歴代8位に入る高記録で、2004年の尾方剛さん以来の日本勢で14年ぶりの優勝を飾りました!
来年9月の東京五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権が懸かる大会、その出場権も獲得しました!
これでMGC出場権獲得者は
村澤明伸 大迫傑 上門大祐 竹ノ内佳樹 川内優輝 園田隼 設楽悠太 井上大仁 木滑良 宮脇千尋 山本憲二 佐藤悠基 中村匠吾 岡本直己 谷川智浩 大塚祥平 中本健太郎 藤本拓
ここに服部勇馬 山岸宏貴 福田穣の3名が新たに加わりました

今回も高記録が出た素晴らしい大会でしたが、ここで注目したいのが選手が履いていたシューズです

実際に観ていた方の中にも注目していた方はいらっしゃったのではないでしょうか?!
(私は6割以上シューズを気にしていました・・・)

そして好記録で優勝した服部勇馬選手が履いていたのは

ナイキ ズームヴェイパーフライ4%

日本記録を更新した大迫傑選手ズームヴェイパーフライ4%フライニット
設楽悠太選手ズームヴェイパーフライ4%

今年はこのズームヴェイパーフライ4%の軽量厚底シューズが非常に注目されましたね!
独自のクッション機能による後半の疲労軽減とカーボンファイバープレートによる強い反発性による推進力を得られるとして、今まで当たり前だったマラソンシューズ=軽くて薄いという固定概念を覆しました
もちろんこのシューズと相性の良いランニングスタイル、身体機能があるので、このシューズが一番良いというわけではないですが、実際好記録を出している選手を支えているのがこのナイキのズームヴェイパーフライシリーズであることは間違いありません。

常識を覆したフラッグシップモデル ズームヴェイパーフライ4%

クッション性と反発性を高い次元で兼ね備えている厚底レーシングシューズ
厚底のため接地時に自然と前方に重心が移動し、カーボンプレートによる反発力で前に推進する
アウトソールにG3ソールやデュオソールのようなボコボコした素材がないのも、前方で噛んで蹴り出す走りではなく、少し短距離に近い前足部〜中足部での接地で反発力を利用して進んでいく走りを目指した仕様です。
なので、リアフット走法と呼ばれるような踵から接地して前方で蹴り出すような走り方の人がいきなりコレを履いて速くなれるかと言うと全くそうではないですね。使いこなすには練習が必要です
カーボンプレートは短距離用のスパイクでもトップスプリンターの特注モデルや、ミズノのクロノオニキスとかに使用されている高反発を得るためのもの
前足部も固く曲がらない作りなので短距離のようにアーチ頂上でしっかり乗り入れることで高反発を得てグイグイ進みます
それだけだともちろん足がもたないので、ナイキXフォームというミッドソール素材で高クッションを実現
今回の服部勇馬選手の後半のように、前半の疲れやダメージを抑えることで後半以降にしっかり足を出すことができます。
フラッグシップモデルだからこそですが、接地したときの安定性はそんなにないです(人によってはグラつく感覚があるそうです)
確かに接地したときの安定感はあまりありませんでしたが、人間もそうですが安定していると動けません。不安定な状態になるから動けるんです。
シューズも同じなんだと思います。その不安定さをコントロールできるだけの下肢や体幹の機能が求められます。
足回りの筋力が弱い人が履くと間違いなく足首や足底を痛めますね
その特性上、ロードが一番このシューズの機能が発揮されるでしょう
そもそも地面が不安定なクロカンなどには向かないということですね
東洋大学や東海大学はほとんどの選手がこれを使用しています

フライニットによって更に軽量化 ズームヴェイパーフライ4%フライニット

アッパーをエピックリアクトに使用されていたフライニットに変更し、ヴェイパーフライ4%から更に軽量化
ミッドソールやアウトソール、カーボンプレートの反発性はそのままですが、アッパーが変わったので足入れの感覚は変わります。
より通気性が良くなり超軽量になったので、さらに後半の重さを感じづらくなりましたが、やはり耐久性はそこまで期待できないようです
基本的にレーシング用なので、ソールと同じでそこまで練習用としては難しいように感じます
それに近いようにズームフライフライニットができたのでは?なんて個人的に思っています
東洋大学ではレースとポイント練習においてヴェイパーフライ4%フライニットとズームフライフライニットを使い分けることでシームレスに繋いでいけているそうです。

前作とは全く別物!ズームフライフライニット

ミッドソールをヴェイパーフライに使われている「ナイキXフォーム」からエピックリアクトやオデッセイリアクトに使われている「リアクトフォーム」を採用し、より接地時のクッション性が上がりました。
Xフォームも柔らかいですが。リアクトはよりふわっとしている感覚ですね
リアクトフォームのほうが耐久性もあるため、ヴェイパーフライよりも練習する上で使っていけるモデルですね
ヴェイパーフライは150kmももたないですね・・・
プレートはカーボンナイロンから、ヴェイパーフライで使用されているカーボンファイバーを搭載
より反発性が増し、ぐんぐん推進していけます!
フライニットによって軽量化も図られているため、前作のズームフライと比べると全くの別物です
足入れの感覚も走った接地感覚も全然違います
少し気がかりなのが、第2,3中足骨前方あたりがボコッと持ち上がっている感じで、ちょっと突き上げられる感じが強いかもしれません。なので横アーチが低い人は走っていて痛くなるかもしれません。
その辺りは実際に履いてみることが大切ですね!

この3種類はとてもピーキーなイメージがありますが、それに見合った練習をし、しっかり身体を作り上げていけば高記録を支える大きな武器になります!
有名選手が履いていたから履こう!なんていう理由で使うと必ず怪我をします(これマジで・・・)
ズームフライフライニットでもサブ3ランナー以上の人じゃないとなかなか使いこなせないシューズではありますが、本当に良いシューズですし、強くなってこれは履くという1つのロマンを持っても良いのではないでしょうか!

箱根駅伝でもアディダス、ニューバランス、ナイキがシューズ争いで盛り上がるところ
是非選手がどんなシューズを履いているのかもチェックしていただけると、また観戦の面白さが増すと思いますよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

石田 佑也

理学療法士、トレーナー、インソール/ランニングシューズマイスター 自身の陸上競技経験とランニングシューズオタクの知識、理学療法士としての医学的知識を活かして、出張でのオーダーメイドインソールの作成やランニングシューズの選び方、履き方について指導。年間200足以上のインソール作成やセミナー講師など大きく活動の幅を拡大中。